自然の喧騒

第一弾からだーいぶ時間があいてしまいましたが、やっとこ第2弾です。(ごめんなさい)

さてさて、雨季のバリなんて行っても仕方ない!やっぱり、海は晴れてなきゃ。そう思い常に雨季をはずしてきた私ですが、この時は大失敗!!「4月から乾季」の言葉を信じてえんやこら、着いたは先は雨季のバリ。。。 が〜ん(T_T)
今回民家に滞在していましたが、到着日から毎日どよ〜んとした空とじめじめとした空気。 はぁ〜
部屋から外を見るたびに、朝起きて外を見るたびに、出るのはため息。
ホント、雨は私から元気を奪ってしまう。。。

ある雨の晩の事です、『カッコーン、カッコーン、カッコーン・・・』聞いた事はないけど知っているような音。どこぞかに缶カラでも落ちていて雨があたってるのかなぁ? そんなことを思いつつ、子供と早めのお風呂に入っていました。お風呂から出ても相変わらず『カッコーン』。日本では窓を閉めてしまえば外で雨が降っていても気がつかないマンションライフの私。なんだか昔ながらの音みたいで結構いいじゃん♪ そんな感じで情緒を楽しみながら子供と遊んでいましたが、ふと、缶カラの音が止まったのです。「雨、やんだか?」外を見るも相変わらずの雨。勢いも何も変わらない。「水が溜まりきった?」目には見えない缶カラに思いをはせ、勝手に缶詰の空き缶の姿を想像していた頃、またもや『カッコーン、カッコーン、カッコーン・・・』「うん???」なんかおかしい。。。 水が溜まった後って、そんな音する?それに、よくよく考えてみると、水が溜まっているならもっと音が重くならないかなぁ? まるでいつまでも空っぽの缶カラの音。 「缶の裏かな???」 とうとう正体がつかめないまま、不思議な「カッコーン」を聞き続けていました。ちょうどその頃知り合いのバリ人が来ました。「ねぇねぇ、この音、なんだろうねぇ?」そう尋ねた私に返ってきた一言は「カエル」「はぁ!? カエル〜!?」カエルってゲロゲロでしょぉ〜。 

スタッフの真理子にこの話しをした時に帰ってきた言葉は、さらに驚くべき物だったのです。なんと!彼女が聞いたカエルの鳴き声は「リリリーン」(笑) そう!まさに電話の音。彼女は近隣の人が電話に出ないんだと思ったらしいんです。しかも、この電話の音は一晩中鳴ったらしく、あまりのうるささに「Pick up the phone!(電話に出ろー!)」って外にでて叫んだとか(笑) 

そんな緑がいっぱいの南国バリには、日本にはいない小動物がい〜っぱいいます。
そして、それらの鳴き声もた〜んまり。。。。

まず、毎晩繰り広げられる野良犬たちの争い。 これが、ひどい。。。
『ワンワン! がるるるる〜!! ぐわん!!! きゃい〜ん、きゃい〜ん・・・』
負けたな・・・
昼間、近所を歩いていると、片目のない犬がいたり、血がついていたり・・・ これまた怖い物がありますが、犬たちの目には野生の強さを感じたりもします。
日本にいるペットとは大違い。ほんとうに怖い。

そして、犬の次にくるのが、『ケッチャ ケッチャ ケッチャ・・・」噂のトッケかー?とベッドから起きてあたりを見るも気配はなし。翌日確認をすると、チチャと呼ばれるいわゆるやもりだそう。まぁ、家を守ってくれるやもりなら文句も言えませんが、結構うるさいっていうか、どこにいるか見えないだけに、ちょっと不気味。

チチヤは家の中によくいるので、最後にはなれましたが、恐ろしいのはまだ見ぬトッケー。
噂によると、かなり大きい為に柄がグロイらしい。しかも、鳴き声も大きくて耳元でなかれているかのような声だとか。そして本当に「トッケー」って鳴くらしい。昨年、滞在先のホテルの部屋にいたらしいのですが、へんに見ると怖いので無視したおかげで見つけずにすみました。今回もお目にかからずにセーフ。まぁ動物園にいたらちょっと見てみたいけど、家ででたら大悲鳴間違いなしですね。

 

それ以外にも、鳥は毎朝毎夕、ちゅん、ちゅん。って、てこれも結構なカズのちゅんちゅん。そして、世界共通にうるさいのはコケコッコー!! 夜中にも間違えちゃったやつが鳴くんだよね。

さらにさらに、何度も言いますが、自然の宝庫のバリ島。もちろん虫もすごい!
朝起きると、ありんこの行列があり、虫刺されがあり、夜中は蚊取り線香にやられた蚊の死骸を発見し、キッチンではチチャが壁を這い。本当に東京ではあまりお目にかからない生き物たちがたんまり住んでいます。
リゾートならでは!!ですかね。

バリ滞在中、これらの生き物たちに使う神経に少しくたびれましたが(特に夜中の犬の喧嘩。だって、うるさくて子供が起きちゃったら仕事できないし)不思議な事に、帰国翌日のことです。
マンションの部屋に子供と二人。テレビを消すと、「し〜ん。。。。。。」静かやなぁー。よく都会の喧騒から離れてって言うけど、自然の喧騒から離れて、まるでどっかに閉じ込められたような気持ちになりました。なんだか、物足りない。。。

人間の適応能力ってすごいですよね!! たった、2週間の滞在で、すでに私の一部になっていた自然の音たち。本来あるはずのものだから、自然と入り込んでくるのかも知れませんねぇ。

こんなバリの自然の喧騒。何で、こんなにうるさいのか? 動物が多いから?
いえいえ、実はそれ以外に大きな理由があったのです。
それは、オープンエアーのバリスタイル!!
冷房がないのが大半のバリの民家では壁には窓以外に、常時あいてるスペース(空気穴っていうのかな?↑写真)があるんですねぇ〜。そりゃー外の音も丸聞こえだよね!!
私にとっては、これが一番びっくりでした\(◎o◎)/
せめて、開け閉めできるようになってれば良いのに。。。

と、この日記を書いている今、東京の早朝4時。 まだ電車も走らず、車もほとんどなく、外の道路には人もいない。何気な〜く、朝の空気を吸うために窓を開けてみると、聞こえてきました鳥の声。ちゅんちゅん、ちっちっち〜。 いたいた! 種類はしこたま少ないけど、ちゃーんといるじゃんねここにも! 
東京の朝も捨てたもんじゃないね♪

<続>

2006/Jan by kumiko




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