ビーチクリーン
 
 
<バリ人はゴミをポイポイどこにでも捨てる。>これは1番最初にバリに来た時に見て驚いた事のひとつです。いや、だって家の中でも床の上にマッチすった棒とか、お菓子食べたカスも捨ててしまうんだよ。驚くさ、そりゃ。

なぜ「どこでもポイ」か?

バリヒンドゥーの人々は、毎日朝と夕方お供え物をする習慣があります。それも、日本の仏壇の様に1箇所ではなく、家の玄関前から門の脇、門の中、自転車、バイク、車、階段の下、家の中のお寺、台所、冷蔵庫、神棚、、、とにかくすべての物に神様がいるので、たくさんなのです。そのお供え物をするまえは、かならず履き掃除をしなくてはいけません。従って、家にポイポイゴミを捨てても、家の前の小道にゴミを捨てても、誰かが必ず朝と夕方お掃除をする事になっている、、、そんな理論から「どこでもポイ」が生まれてしまったのでしょう。(たぶん)

さて、前置きが長くなりましたが、そんな彼らが最近「ビーチクリーン」を行い始めました。今ごろ?おっくれってるー。なんておっしゃらずに、スゴイと思うべきなのです。だって、なんてったって「どこでもポイ」な人種なのですからね。ポイポイ捨てるけど、お掃除だって慣れてるはず♪そう思いながら、地元はサヌールのサーファーボーイ達が、いつもお世話になっているビーチを必死にお掃除している様子を伺っていました。やはり、世界のサーファーが集まるといわれているバリ島だけに、キレイにしたいと願う彼らの気持ちが伝わってくる程、大勢が集まってゴミを拾い集めていました。(ま、汚したのもきっと彼らも入ってるんだけどね。)普段は波乗りしてるから、太陽だって慣れてるし、力も有り余っています。もってこいのビーチクリーナー達ですね。そして、見ているうちにどんどんゴミは山のように集められました。ペットボトルや海藻の他にサンダルやパンツまで色々落ちてました。ビーチの一箇所に集められたごみたち。そんなにたくさんまとめて捨てに行くの大変だろうなぁ。。。と思って見ていたら、なんとその場で燃やし始めるではありませんか。確かに燃やせばなくなるし、灰は再び海に流れていってきれいになるからね。と見続けていると、ひょいひょいペットボトルまで燃やしている始末。うわぁ、日本は今ごみの分別が非常に厳しいと聞いているだけに、きっと日本人が見たら驚く光景。有毒ガスもなんのその、皆満足げに燃える火を眺めておりました。

無事にすべてが燃えきって、残りの灰は砂の下に埋めてしまってハイおーわり。ビーチクリーンもやっぱりバリスタイルなのでした。

あれから、しばらく。ビーチにゴミ箱が設置されたところもあり、少しずつですがきれいを取り戻そうと頑張っているバリのビーチです。

February, 2003 by Mariko




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