バリの交通事情は一言でいうなら「ヤバイ」です。というか、交通ルールたるものがほとんど無く(信号と停止線を守れば良い)、「道路交通法」のある日本で育ってきた私にとっては、とても信じられない光景をよく目にします。
あおるOK。ゴキブリ走行OK。急ブレーキOK。ウィンカーなしで曲がるOK。ブレーキランプ故障しててもOK。トラックの荷台から小石が飛んできてもOK(じゃないけど、相手は走り去ってしまうので何も言えないのです)。そして何より、法定速度がない所がほとんど!(=速い、遅いなんでもありです。)こんな環境のなかで、バイパスと呼ばれる2車線の大通りを毎日バイクで30分以上かけて通勤している私がいます。まるで高速道路で、暴走族とトラックが競い合ってるなか、横切る野良犬やら歩行者やらチャリンコを避けながら走らなければいけない決死の状態なのです。大型観光バスやトラックだろうと、平気であおってくるのです。バックミラーで確認するその車間距離には「殺意」すら感じてしまう程だったりします。「ここで転倒したら、一瞬でぺちゃんこだよ」と思いながら毎日戦っているのであります。
バリでバイクデビューをして、約1年。未だに事故っていないのが奇跡のようです。そう、日本なら「運悪く事故ってしまった」と言いますが、バリでは「運良く事故っていない」と言ったほうがしっくりきます。以前に、日本からきた観光客の人が「日本の暴走族をバリに連れてくればちょうど良いわね」なんて言っていました。確かに、、、。でもバリには暴走族の様なグループはありません。「どんな風に走っても良いよ」という風習だと、自然と暴走族が生まれない?と思ってみましたが、逆に暴走行為が普通っていうのもやっぱりヤバイです。
バリでレンタカーやバイクに乗ることを考えている人は、くれぐれも気をつけて下さいね。これからも運の良い日が続きますように、と祈る毎日なのであります。
Sep.2002 by Mariko
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